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2009-10-07(Wed)

猫音楽思いつくまま、手あたりしだい その4 ペトゥラ・クラークのCat in the Window

ありがたいことに、今日の歌、ペトゥラ・クラークのCat in the Windowに登場するcatも、人間ではなく、正真正銘の猫です。正式なタイトルはCat in the Window (Birds in the Sky)といいます。「かごの鳥」ならぬ「窓の猫」です。

サンプル Petula Clark "Cat in the Window (Birds in the Sky)"

ファースト・ヴァースをご覧いただきましょう。

Fly away, fly away
There's a cat in the window
And he's watching all the birds go passing by
He'd love to fly out the window
Go where the wind goes
And so would I

窓のなかの猫がじっと行き交う鳥を眺めている、猫は窓から飛び出して、あの鳥のように、風のままに飛んでいきたいと願っている、わたしもあの猫と同じ、といったような意味です。
cat in the window

動植物が登場する歌というのは、当然ながら、そこに心情を仮託するようになっていて、ここでも、自分はあの猫と同じだ、という思いを歌っています。

しかし、猫好きの観点からは微妙なところですね。猫は窓から外を眺めるのを好むものです。うちの外猫なんて、窓ではありませんが、高いところに陣取って何時間も下の階段を行き来する人間や猫や犬を眺めています。

petula clark the other man's grass is always greener

飼い猫の場合、窓に閉じこめられているのは、高層集合住宅に住む猫でしょう。ああいう場所では、好き勝手に外に出るわけにはいかないから、この歌のようなメランコリックに見える猫がいるかもしれません。

でも、ふつう、猫は窓から「見下ろし」ます。空の鳥を観察する猫というのは、出合ったことがありません。空は自分の領分ではないから、監視対象ではないのでしょう。いや、ただ歌を聴くぶんには、そんなことはどうだっていいのですが!

だいたい、動物のふるまいというのはニュートラルなもので、そこにエモーションはありません。あるように見えるのは、われわれが自分の心情を投影するからです。フィクションに登場する猫は、いずれもそういう役割を負っているのであって、猫の生態を当てはめるのは見当違いなのでしょう。

cat in a window

四半世紀前、ビルボード・トップ40ヒットを揃えはじめたとき、ペトゥラ・クラークのベスト盤は、皮切りの数枚のなかに入っていました。ただし、このCat in the Windowは収録されていませんでした。それから幾星霜、この一曲の「間チャン」をツモれなくて、どれほど苦労したか……。間の悪いときは、手に入らないものなのです。

Happy Togetherで知られるタートルズもこの曲を、アルバムShell Shockでやっています。そもそも、Cat in the Windowを書いたゲーリー・ボナーとアラン・ゴードンは、Happy Togetherの作者なのです。だから、タートルズにはしばしば楽曲を提供していて、この曲もそのように、ルーティンとして提供されたデモから拾ったものでしょう。

the turtles shell shock

ペトゥラ・クラークのCat in the Windowはシングル・カットされ、1967年秋にビルボード26位にまで達しています。「サマー・オヴ・ラヴ」のつづきのサイケデリック全盛期にあって、こういうバラッドをとにもかくにもチャート・インさせたのだから立派なものです。


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