--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009-11-10(Tue)

善猫、悪猫、普通の猫――映画のなかの猫たち


どういうわけか、このところ、猫の出てくる映画をたてつづけに見たので、「猫優ミニ名鑑」をつくってみました。いえ、映画のなかの猫に名前がつけられていることはめったにないので、「名鑑」にはならないかもしれませんが。

まずは黒澤明監督の遺作『まあだだよ』です。『まあだだよ』は晩年の百鬼園内田百けん(「けん」は門構えに月)先生(松村達雄)と教え子たちの交流を描く物語で、じっさいにあったことを元にしています。

内田百鬼園先生は繊細で感受性豊かな人で、たまたま居ついた野良猫を大事にしていました。でも、ある日、この「ノラ」が行方不明になってしまったことから、教え子や近所の人たちを巻き込んで猫探しの騒動を巻き起こしてしまいます。そのあたりは百鬼園先生が『ノラや』というエッセイに書き、いまも先生の代表作として愛読されています。

映画のなかでノラを演じた金茶は、美形ではありませんが、たいへんな胆力と演技力のある猫で、やはりスターはそこらにいる猫とはちがうのだということを知らしめています。

maadadayo

maadadayo
先生は雨が降ったといってはノラがひどい目に遭っているのではないかと心配し、風が吹けばそれが理由で家に帰れないのではないかとノラの身を思いやります。その空想シーンで、この猫は大型ファンが巻き起こす強風にあらがって、必死に前に進もうとします。よほど空腹で、よほど美味そうなものがキャメラの脇にでも置いてあったのでしょうねえ!

maadadayo

maadadayo

このノラは大捜索虚しく、ついに帰らぬ猫となってしまいましたが、映画のなかでは、嘆き悲しんでいる先生の家に、かつてのノラと同じように、生け垣の切れ目から迷い猫が入ってきて、先生夫妻に飼われることになります。ドイツ語の教授だった先生は、この猫にクルツと名前をつけますが、奥さん(香川京子)は「クル」と縮めてしまいます。

00maadadayob01.jpg

00maadadayob02.jpg

00maadadayob03.jpg

00maadadayob04.jpg

まあだだよ
まあだだよ [DVD]
まあだだよ [DVD]
posted with amazlet at 09.11.10
角川エンタテインメント (2008-05-23)
売り上げランキング: 18872


ノラや
ノラや―内田百けん集成〈9〉  ちくま文庫
内田 百けん
筑摩書房
売り上げランキング: 1903


五匹用意したので、今日はもう一匹ご紹介します。つぎは山崎徳次郎監督、赤木圭一郎、芦川いづみ、葉山良二主演の日活映画『霧笛が俺を呼んでいる』に登場する黒猫です。

muteki ga ore wo yondeiru

muteki ga ore wo yondeiru

この猫を抱いているのは悪役です(うまいぐあいに顔が見えないので、正体は伏せたままにしておきます)。麻薬の売人という設定で、豪邸に住み、黒猫を飼っているのです。なんだか紋切り型のような気もしますが、監督が猫に演技をつけたのか、ちゃんと悪そうに見えるから不思議です。普段はこれでもきっと穏やかな猫なのでしょう!

霧笛が俺を呼んでいる [DVD]
日活 (2002-09-27)
売り上げランキング: 50836
スポンサーサイト

テーマ :
ジャンル : ペット

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
プロフィール

kewlkatz

Author:kewlkatz
ようこそ!

カウンター
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。